1983年6月、今日のタイプの歯科インプラント療法がわが国に根付いて30年が経過しました。人間、30歳にもなれば落ち着きを見せるのが常ですが、不思議なことにこの分野では世界的に見ても幼児化が進み、それとともに原点を見失いつつあります。原点を忘れずに医療の本質を見据えた治療の提供と、それを理解することができる次世代の歯科医療従事者を育成することを目標に、1990年、近代インプラントの生みの親であるブローネマルク教授の援助の下に本センターは設立されました。
本ホーム・ページは、患者さんを集めるために作られたものではありません。インプラント療法を受けたことを後悔しないように、あらかじめ“歯科に関して賢くなっていただく”ための参考にしていただきたいと願っています。時間をかけて充実させていく所存です。
2013年盛夏 小宮山 彌太郎